他人と身内と
SKはSK対処部隊により激変していた。


今はたった四人。


それに対し、SK対処部隊は10万人を越える。


理不尽なのではないか。


そんなことを思う人もいるだろう。


しかし、SKにとって10万人など、けん玉の大皿に乗せるほど簡単な話なのだ。


それぐらいの力の持ち主達なのだ。


そして私はSKに所属している。


今のSKの説明は何か無差別殺人のように聞こえる。


正しくはSKはSK対処部隊への復讐。


私たちを悪者にしてるのは全てSK対処部隊が存在しているせいだからだ。


あいつらは私たちの肉親を....殺したんだ。


肉親を殺された傷みをあいつにも味わわせてやる。


許さない.....。


大切な物を奪われた鬼がどのような怒るか.......。


思い知らせてやる。
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