小さなタカラもの〜奇跡のお姫様〜
なにもかもが新鮮で…。
不自由もなかった。
だけど、物足りなくなってきた私はまた浮気した。
「魔裟斗…友達と遊び行きたいの…」
申し訳なさそうに言うと魔裟斗さんは…
「女友達だろ?どこ行くのいくらぐらいいる?」
平気でお金を出してくれる。
私たちは付き合ってから毎日体を重ねた。
もちろん中だし。
妊娠に対しても甘く考えてた。
魔裟斗さんは私が浮気するなんて思ってない。
携帯だって魔裟斗さんが買ってくれた。
車も、わざわざ若い私のためにセルシオを買ってくれた。
「そうだね〜♪天神とか行くから多めにちょうだい?」
一万札をもらい用意をして、天神へ向かう。