ごめんなさい、それでも好きです。
高校1年生
だんだん暖かくなってきたのを感じる4月。
私は今、新しい制服に袖を通す。
そう、今日は入学式。念願の第一志望だった瀬良東高校に無事合格し、高校1年生となる。
入試の時助けてくれた先輩とは、その後1度も会ってない。
どこの大学に行ったのかも分からないが、東高だし、きっと有名な大学だろうなと思う。
せめて、合格したことは、伝えたいなと、あの駅を利用する時、周りを見渡してみたりするが見かけたことはなかった。第一、あんなイケメンが歩いていたらオーラで気づくはず。
「深月、準備出来たー?」
「うん。大丈夫。お母さんはもう出れる?」
「OKよ。じゃあ、行きましょうか。」
今時、珍しくもないが、私の家は母子家庭だ。小さい頃からなので、不自由に思ったことはない。
外に出ると、顔に日差しがあたる。今日は快晴だ。
「よかったわねー、晴れて。
っあ、そうだ、深月、そこ立って。写真撮るから。」
「いいよ、撮らなくてー。高校生にもなって恥ずかしいし」
「いいじゃない。折角の入学式なんだから」
「わかったよ。1枚だけね。」
私は今、新しい制服に袖を通す。
そう、今日は入学式。念願の第一志望だった瀬良東高校に無事合格し、高校1年生となる。
入試の時助けてくれた先輩とは、その後1度も会ってない。
どこの大学に行ったのかも分からないが、東高だし、きっと有名な大学だろうなと思う。
せめて、合格したことは、伝えたいなと、あの駅を利用する時、周りを見渡してみたりするが見かけたことはなかった。第一、あんなイケメンが歩いていたらオーラで気づくはず。
「深月、準備出来たー?」
「うん。大丈夫。お母さんはもう出れる?」
「OKよ。じゃあ、行きましょうか。」
今時、珍しくもないが、私の家は母子家庭だ。小さい頃からなので、不自由に思ったことはない。
外に出ると、顔に日差しがあたる。今日は快晴だ。
「よかったわねー、晴れて。
っあ、そうだ、深月、そこ立って。写真撮るから。」
「いいよ、撮らなくてー。高校生にもなって恥ずかしいし」
「いいじゃない。折角の入学式なんだから」
「わかったよ。1枚だけね。」