小さな恋心
ー 合宿当日 ー
「合宿とか高校になってもあるって思ってなかったから楽しみだな〜 なっ 佐々木 」
只今、バスの中です。 そして、隣の人が話しかけてきた。
誰って ?
中川くん デス 。
何故この状況に陥っているのかっていうと、うん 。 朋華だよね。 笑
西中くんと座る〜 ♩
ってなかんじ。
残った私と中川くん。
今隣に好きな人。
半径1m以内…っていうか、肩が時々当たってる . 。
やばいやばいやばい 。
なんでやばいのっておかしいと思ってる人も居ると思うけど、極限的に私は男子とあんまり喋らないし、それなのに、好きな人が隣に居るんだよ !!
しかも 、 近い近い !!
やばいって !!
って思ってたら、
「佐々木 顔赤いぞ ? 大丈夫か ?」
…
いやいやいや、 あなたのせいです!!
とは言えず 。
中川くんってこういうの鈍感なのかな 。
いや、私が言えることじゃないか 。 笑
「大丈夫 大丈夫 笑 」
「 そか ? 気分悪くなったら言えよ ?」
「 う ん ! 」
いつもそうだよね 。
サッカーやってる途中でも、誰かが怪我したら、1番最初に動くのは中川くん 。
怪我した人を保健室に連れて行くのは中川くん。
誰よりも周りを見てて、気遣ってくれる優しいとこ 好きだな 。
こうしてる内に合宿所に着いた。
着いてすぐにカレー作りの準備に取りかかった。
「淳也 〜 俺 佐々木と野菜洗ってくる」
え ! ? 私 !!?
「おう さんきゅー」
「佐々木 行こうぜ」
中川くんが私を呼んだ。
あ 、 また あの 笑顔 . 。
私 それに弱いんだって //
「中川くん もしかしたら愛望に気があるんじゃないの ??」
朋華がにやにやしながら手を振ってきた。
「がんばってね」
小声で 。
朋華ありがとおおお ーーー ♡
私は中川くんについて行った。
「ごめんな 呼んじまって」
「全然いいよ」
「あいつらいい雰囲気になるといいな 〜 ♩ 」
…
ん ? あ 、 もしかして 、 朋華と西中くんを二人きりにするため ?
恥ずかし ーーーー 笑笑笑笑
朋華の馬鹿ああぁーーー //
気があると少しでも思っちゃったじゃん っっっ !!
阿呆やん 笑笑笑
「淳也いい奴なんだ。だから、川中とは上手くいってほしいなって あいつ川中にベタ惚れだし (笑」
おおおおお !!
朋華あああーーー !!
西中くん朋華にベタ惚れだってよ ーーー
これは後で伝えねば ♩
「中川くんもあの2人応援してるんだね !朋華もいい子だし、私の1番の親友だから、ちょっとさみしい気持ちもあるけど、幸せになってほしい !」