SHIZUKU ~ 透明な朝露に抱かれて ~
9
『どこか、辛い所ない?』
『大丈夫だよ。正道。』
朝の柔らかな日差しの中、当たり前だと言う風に、君は笑う。
君が始めて倒れた時から4年。
君はそれまでの間に3回倒れた。
倒れる数日前から、君は言葉を発しなくなる。
1人で動けなくなる時もあり、腕に力が入らなくなる時もある様だった。
それからしばらくすると、ひたすら謝り続け、
そしてしばらくすると走り出し、倒れる。
そして目覚めた時には、奇妙な行動をとっていた頃の記憶がなくなっているのだ。
『大丈夫だよ。正道。』
朝の柔らかな日差しの中、当たり前だと言う風に、君は笑う。
君が始めて倒れた時から4年。
君はそれまでの間に3回倒れた。
倒れる数日前から、君は言葉を発しなくなる。
1人で動けなくなる時もあり、腕に力が入らなくなる時もある様だった。
それからしばらくすると、ひたすら謝り続け、
そしてしばらくすると走り出し、倒れる。
そして目覚めた時には、奇妙な行動をとっていた頃の記憶がなくなっているのだ。