何度でもキミに初恋を
ガサゴソと音がして、



バサッ!!



『…っ?』



突然、私の目の前が真っ暗になる。


後ろから、何かを投げられたみたい。
恐る恐る取って、見ると、ジャージだった。
ラインが緑だから、一年生の…。



『それ、着とけば

俺、後ろ向いてるから』




私は剣人がほんとに後ろを向いてるか、チラッと確認してから、すばやく濡れたブラウスを脱いで、ジャージに着替えた。





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