何度でもキミに初恋を
え…?
熱?
びしょ濡れ?
『沙織さんっ、お見舞い行ってもいいかな?』
『ありがとう。剣人も喜ぶわ。私、買い物に行ってくるから、適当にしててね』
沙織さんは、私に微笑むと軽やかに行ってしまった。
私が勉強を教えてもらって、
私がとろとろ走ったから雨に濡れて、
私がジャージ借りたから…
ぜんぶ、私のせいじゃん
なんで私、気付かなかったんだろう。
熱?
びしょ濡れ?
『沙織さんっ、お見舞い行ってもいいかな?』
『ありがとう。剣人も喜ぶわ。私、買い物に行ってくるから、適当にしててね』
沙織さんは、私に微笑むと軽やかに行ってしまった。
私が勉強を教えてもらって、
私がとろとろ走ったから雨に濡れて、
私がジャージ借りたから…
ぜんぶ、私のせいじゃん
なんで私、気付かなかったんだろう。