何度でもキミに初恋を
『はいはい、なんでしょう?』
『昼休みにごめんね。長テーブル、結局全部つかうんだっけ?』
『あ、確か、一脚?一台?一本?テーブルってなんて数えるんでしたっけ?』
私は首を傾げる。
『よくわからないんですけど、とにかくひとつ余るんです』
私は指を一本立てながら答える。
『そっか、ありがとう。他の子に聞いてもはっきり覚えてなくてさ。助かった』
柚樹先輩は白い歯を覗かせながら、ニコニコしている。
私はその爽やかな笑顔を見ながら、考える。
柚樹先輩はかっこいいし、剣人もかっこいいけど、二人は系統が違うみたい。
剣人はもっと二重がはっきりして、犬みたいな感じだけど、柚樹先輩は、なんていうか、犬っていうより猫…じゃないな、なんて言うんだろ…
『…な、なに?』
気がつくと、柚樹先輩が少し驚いた顔をして私を見ている。
剣人との違いを考えていて、ジーっと柚樹先輩の顔を見つめていたみたい。
『あ、すみません。なんでもないです。』
私は謝ると、綾ちゃんのもとに戻った。
『昼休みにごめんね。長テーブル、結局全部つかうんだっけ?』
『あ、確か、一脚?一台?一本?テーブルってなんて数えるんでしたっけ?』
私は首を傾げる。
『よくわからないんですけど、とにかくひとつ余るんです』
私は指を一本立てながら答える。
『そっか、ありがとう。他の子に聞いてもはっきり覚えてなくてさ。助かった』
柚樹先輩は白い歯を覗かせながら、ニコニコしている。
私はその爽やかな笑顔を見ながら、考える。
柚樹先輩はかっこいいし、剣人もかっこいいけど、二人は系統が違うみたい。
剣人はもっと二重がはっきりして、犬みたいな感じだけど、柚樹先輩は、なんていうか、犬っていうより猫…じゃないな、なんて言うんだろ…
『…な、なに?』
気がつくと、柚樹先輩が少し驚いた顔をして私を見ている。
剣人との違いを考えていて、ジーっと柚樹先輩の顔を見つめていたみたい。
『あ、すみません。なんでもないです。』
私は謝ると、綾ちゃんのもとに戻った。