大好きな人【完結】

夏の終わりかけで秋になりかけの風は少し肌寒い…



あたしと先輩は今屋上に来ている





あたしはルンルンしながらお弁当箱を開けていた。




だって!!大好きな先輩と一緒に昼ご飯だよ!?






さっきから顔がにやけっぱなしで頑張って平常心を装っている。







「あれっ?先輩パンですか?」





そう先輩は小さなパンを2つだけ持っていた。



「ん?…ああ」






「それだけじゃお腹いっぱいになりませんよ?」



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