浮気男
「あっ///れ…っ…んっ///」

うわ。こいつら…。
朝からなんなんだよ。

ドアの前でキスとか見たくねーんだよ、
気持ち悪いな…。


あ、もういっそのこと別れるか。


キス中のれんを無理やりこっちに向かせた。

あれ?2人ともすごいビビってるけど…


どうしたんだろ。


まあいい。


「おい。そこの馬鹿に問題。
お前の彼女は誰でしょうか。」


れんに答えさせる。

「…増田」

ふーん。
もう名前すら呼びたくないと。


「…正解。じゃあ次の問題。
お前が今ここでケバ子とキスしてたのは
どういう行為になる?」

「…。」


なんだよ。


「答えろよ」


「…浮気。」


「正解。私はそれを見てどう思ったと思う?」

この質問をしたとたん
なんかれんが明るくなった。


「嫉妬した?」


はあああああ?w
ちょ、まじで言ってんのコイツw


「あれー?不正解~w
残念でした~」


れんが傷ついてる。
あれ?何とも思わないなあ。
少し前まではれんが傷ついてると
すごく辛かったのに。


「別れたいって思った。
まあ、付き合ってるのかもあやふやだけど。





別れようか。」

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