青春時代!
中章2 Let's 卓球部
「愛」を知る前
吹奏楽部の特別マネージャー期間も終わって
いっきに暇になりました。
「あ〜あ。暇だなぁ」
「ぅおい、橘。暇だなぁじゃねーよ」
「!?!?に、二宮。」
「マネージャーだろ、俺のストレッチ手伝えよ」
「....ペアいないわけですかぁ?ぼっち?」
ちょっとからかったつもりだったのに
グイッ
「意地でもやらせてやる( º言º)」
「ご、ごめんってば〜!」
グラウンドのはじ いちょうの木の下まで引っ張られてきた
「....知ってんだろ?藤田のこと」
「ほへ?道?」
「....知らねーのかよ。ったく」
はぁっとため息をつく
「道が、どうかしたの?最近休んでるみたいだけど....」
「隣のクラスの、藤田と同じクラスのやつから聞いたんだけどー....」
☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆
「はぁっ、はぁっ、」
なんで私また走ってんだろ?
『あいつ、倒れたらしい』
「はぁっ、はぁっ、」
『それが、井野嵐のせいらしくて....』
「はぁっ、はぁっ、」
『意識不明の重体って。
お前なら、情報知ってんだろって思ったから。』
二宮の言葉が頭に問かかる
私は、1番頼りになりそうな虹ちゃんと雷をメールで呼び出した
それで、いいよ と来たので体育館にきてといった
体育館。卓球部がいるとこ。
卓球部なら、なにか知ってるはず....!!!
「あれ、愛!部活サボって何してんの〜?」
「雪!ん〜、一応お前も来い!」
「はっ?!え、ちょっと!?」
雪の手をひきながら、体育館へ猛ダッシュ。
ガチャッ
「「愛....!!!」」
「虹ちゃん、雷、ごめん呼び出して
実は、道が重体みたいで....。」
切らした息を抑えながら話した
「私と虹も、聞いたよ
先生たちが話してた 」
「それで、卓球部に?」
「そう。」
「でも、男子だけでしょ?卓球部って....」
雪の情報にちょっとさぁーっとなる。
「それに、ほとんど他小とか聞いたけど....」
虹ちゃんの言葉にまた、血の気が引く
「虹ちゃんんんん私、人見知りなの〜っっ」
「わ、私も!!!」
はじめて男子は、無理。
ちょっとくらいは、知ってますよ卓球部
女子部員ZEROの、男子のみ。
しかも、男子はめっちゃ問題児、とか。
サァーーッ
「雷ぃぃぃ!ここは、マネージャー部部長の高橋さんが....!!」
「はぁ!?いつ私が部長になった!?」
ボソッ
「....お菓子詰め合わせ....」
「よし、行くか雪、愛、虹」
困った時はこれだね( ̄∇ ̄)
お菓子詰め合わせ は雷さん大好物。
ギギギギ
体育館の重いドアを雷が開ける
その後ろに
私、虹ちゃん、雪
問題児卓球部、潜入です。