青春時代!

「雪」が積もり始めた頃





「ごめん、雪 私人見知りで....。」

背中で虹ちゃんが言う



「大丈夫〜!こんなとこで役立てて嬉しいです!」


職員室へ向かう私達4人


虹ちゃん、私、はさておき

菊池。菊池は、普通に大丈夫だし

福井豪、は....心ちゃんの知りたいなら悪い人ではないよね。


「あ、私 顧問の先生呼ぶから」


コンコン


ガラーッ
「失礼します。

弓道部マネージャーで、

1年C組の糸乃雪です

卓球部の顧問の先生いらっしゃいますか?」



「やりますね!糸乃」

後ろから菊池がニコニコしてる


「これくらい出来ないとだめでしょ」


男子には、無意識に無表情というか、

冷ややかになってしまう。


だけど、

「ま、それもそーだよな!」


菊池はいつもニコニコしててそんなこと気にもとめてない。

こーゆーとこはすごい楽。


「ごめんなさいね、今 いらっしゃらないわ」

「あ、分かりました

では、マネージャー部の糸乃雪が来ましたと伝えて下さい

失礼します。」



ガラーッ



「雪、ありがとう〜ね!」

「いつも虹ちゃんにはお世話になってるしね」

私が虹ちゃんとニコニコしてたら

「あ、じゃあ高橋雷とたけ 探してきてくれない?俺達は、顧問探すよ」


「えっ、私?」

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