青春時代!



突然私とたけの後ろから声がしたので

びっくりした。


「え....?どちら様ですか?」



「君、面白いね。ジャージ来てて君より大きいんだから

どちら様ですか?って....

生徒以外何があるの?」

サァーッ

血の気がなぜか引いた


「え、あ....そうですか」


先輩....。見たこと無い。

男。身長でかい



「....


なんで待ってなんですか?

俺達これからF組に行くんですけど。


もしかして、口止め....とか?」


「た、たけ?!」


たけ、この人を疑ってるー....?!



「....ははっ、んなわけないじゃん


そのオレンジ色のチョーク。

さっき先生が探してたから届けようと思っててさ」


「....俺らが届けてきますんで。」


たけがそう言って先輩に背を向けると




「そーゆー態度 やめようよ?」

グイッ


「ぅわっ」


先輩に手を思いっきり引かれて。


目の前に







あと3センチで口と口がくっつく距離



「高橋っ....!?!?」


「....最初からいうこと聞けよ

俺が 持ってくっていってー....」


ガブッ


「い゛っ....」


「気持ち悪い顔近づけんな!!汚れる」



私は思いっきり噛んだ

先輩の私の顎にそえられてた手を。



「てめぇ....っ」



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