青春時代!


小学生のときの初恋の相手も今は

彼女がいて、幸せそうで。


幸せになってね、なんて

口では言っても心ではずーっと後悔してた


あとちょっと 勇気があったらって。




そこで、私は、野球部に入った

マネージャーとして。



とてもいい人だらけで

入ってよかったと心から思った。


そこで出会ったのが、


彼だった。


「湯山〜、タオルタオル!」

「あ、ごめん!!ボケーっとしてた」


「熱中症じゃね?無理すんな〜

タオルは俺とってくる 部室だろ?」

「あ、うん!!!」


「これ、貼っとけよ!じゃ、行ってくるわ!」


ポトッ

手に置かれたのは、冷却シート


「あ。ありがとう〜〜っっ!!」

大声で叫んだけど、聞こえてたかな?



「マネージャー、タオルタオル!」


一人の部員、がまた、来た

「ごめん〜いま、取ってきてくれてる」


「あ、信?」


「そうそう ちょっと、頼っちゃったかな」


「ほんと、信は好きだよな〜マネージャー」

「そんなことあるわけないじゃん〜!

ほら、練習練習!タオルは後で持ってくってみんなにも伝えて!」


「でも、マネージャーのこと

マネージャーって呼んでない人、

信だけなんすからね〜!」

タタタタタタ


そう、優しくて頼りある彼は


大波 信(おおなみ しん)








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