青春時代!
「あ、ありがとうっ、もう大丈夫!///」
私が手を彼の肩から離して保健室のドアを開けると
「あのさ!!!」
息を吸って
「俺の事、航でいいから!」
少し顔が赤く見えたのは
気のせい?
「あ、はい!!!」
「敬語もなし!」
ビシッと言うと
「は、はい!じゃなくて、うん!」
クッと笑って
「よろしく、雪!」
「あ....///よ、よろしく!航!」
その日は、
温かい春の日で
雪 は降ってなかったけど
まるで初雪が降った日
頬を真っ赤にして遊んだ気分で
自分の名前が、雪で良かったと
心から思えた