青春時代!
相思相「愛」
「……そんなあからさまに避けられると
俺も傷つくんだけど」
「さ、避けてないよ?」
背後には二宮の声
合宿以来NO会話
「じゃあこっち向けよ、」
ガシッ
手を掴まれて、振り返ると
顔が近くて
色々ー思い出しちゃって。
ボッ
「は、離して!!!!/////」
「…あの日のこと?」
小さいくせにすごい力で私の手首を掴む
「お、覚えてるなら、なんで、連絡してこないの。」
「…嘘かと思った、だって、橘が俺のことー」
ドキ ン
「そ、そうだよ、好きだよっっ!!!」
「は、おま、ちょっ、」
「好きだよ、すごい好き、大好き。
嘘だと思うならちゃんと聞いといてよ!!/////」
「…お前、恥を知らねーやつだなほんと」
ハッ
私、今、なんて、ー
「おかげで今度はもう忘れない」
「え…?」
「俺も言っとく
…ー好きだから、おまえのこと」
夢の中にいるみたいな感覚
「二宮…」
「橘、…
花火大会なんだけど、さ、」
ガクッ
てっきりこのままキスかと…。
「な、なに?」
「龍にもう言っちゃったんだ
橘と行くーって」
「…え、?」
「いや、みんないるけど、
お前なら、OKしてくれるかなって、思って」
あの二宮が焦ってる
てか、誘ってくれてる
「ありがとう
もちろん行くよ!」
思いっきり笑ったら
「だと思った」
切ない笑顔するから
なんか、
なおさら欲張りになってしまいます。私