青春時代!
中章6 Let's花火大会
言「笑」自若
「笑ちゃーん!」
「あ、雪ちゃん!」
今日は日曜日。花火大会の日。
私、山崎笑は卓球部のみんなと…トリプル、いや…
何人??
す、スペシャルデートです!
「まだみんな来てないね~」
雪ちゃんは水色の浴衣に髪をいつも以上にピチッとまとめて、
すごい綺麗。
ピピッ
「あ、霞ちゃんからメール」
ケータイを開くと
❪ 望がお腹痛くなってこれないみたいだから、お見舞い行ってくるね汗
みんなによろしく伝えてください!
霞 ❫
「「望…?」」
雪ちゃんと二人で画面に問いかけた
「あ、錦織だよ!」
雪ちゃんはそーだ!とうなづく
「あ、そうだね!確かに!
霞ちゃんのパートナー錦織だもんね」
名前呼びしてるほど仲良くなってるんだ♡
「あ、笑ちゃんと雪~!」
「「愛!」」
淡いピンクの浴衣に、おだんご頭の愛。
「愛~おめでとう♡」
「リア充仲間入り♡」
雪ちゃんと言うと
「あ、ありがと…///
でもそんないいもんでもないよ!?
二宮そんな付き合う前と変わんないし、!」
グイッ
「おい、誰が変わんないって?」
少し背伸びして愛に肩を組む
「二宮!?!?/////」
愛は真っ赤で叫ぶ
「糸乃と山崎…今日は団体行動って予定無理なんでよろしく」
「うん(^-^)」
雪ちゃんはにやっとして答えた
「二宮、離し「変わんないわけねーだろばーか、俺だって一応オトコ」~っっ/////」
と言って連れて行ってしまった
二宮やばいね。
「見ちゃったよ~~ラブシーン!」
「ここちゃん!」
きゃーっていいながら来たのは
濃いめのピンクの浴衣にみつあみのここちゃん。
「来た来た私の恋人(^-^)」
「待たせてごめん☆笑ちゃん~」
「周りから変な目で見られるからやめようか」
雪ちゃんのツッコミに笑う
そう、私とここちゃんは今日は1人身…グスッ
だからペアはお互いです(^-^)女同士です。
「雪ちゃん~そんな眉間にしわよせちゃだめだめ」
「なんで?」
「私見たよ、さっきねー歩いてくる、福井ー」
「…こんばんは」
「!!豪」
雪ちゃんの頬がすこしピンクになる
「お待たせ。」
「待ってないよそんな」
2人とも、クールなくせに
ラブオーラダダ漏れ。
「団体行動禁止なのでどーぞどーぞ(^-^)」
ここちゃんが微笑む
「あ、愛と二宮が行っちゃって、それで。」
雪ちゃんが説明すると
「初デートなのに大勢だと、今までと同じだもんな」
「うんうん 愛と二宮ガツガツ系だし!」
雪ちゃんは愛のことを言う
「…俺らのことだよばか」
「え?」
「せっかく付き合ったんだから
二宮くんみたいに強引にさせていただきます」
「い、いつも強引じゃん~~っっ!!」
ギュッ
「じゃ、失礼します」
「ご、豪っー!/////」
真っ赤な雪ちゃんの手を引いてつぶやいた
「リア充…」
「笑ちゃん~まぁまぁ」
わかってるけど、2人ともラブラブすぎだよ。
「あと誰が来てないかな?」
ここちゃんに聞かれてえーとと答える
「虹ちゃんは塾だよね、
そうすると、らっちゃんがいないね。」
道は元から用事だし…
「雷は、あの二人以上にラブっラブな気がするの私だけかな?」
「私もですよ」
「じゃあ、2人で回ろっか」
ここちゃんの意見に
「うん!もちろん!たこ焼き?いやお好み焼き?何から行く?」
「ここは焼きそばでしょ!行くよ!」
波乱の幕開けです。