青春時代!
「久しぶり、たけ!」
声に出すだけで懐かしい
「っつ、え、高橋....?!」
びっくり、驚いたたけに私は続ける
「身長伸びたねぇ!」
ふふふと笑うと彼は下をむいて
「ー....もとからでけーよ」
「すねてる?かわいい!」
「は、はぁ!?///」
本当、懐かしい。
「たけ、同じクラスだよね?」
私が言うと
「なっ!今年も、よろしく」
「うん、よろしく!」
ギュッ
手を私が握ると
バッと振り払われて
「ば、っか!///
俺らもう中学生だぞ!」
真っ赤な顔して私が握った左手を右手で抑えてそう言った
つられて、私も赤くなる
「なっ....///
別に、いいじゃん、
小学校のときは普通にやってたし」
「....こーゆーことは、
カレカノだけだろしていいの
もうそーゆー年」
彼の切ない視線に
思わず
「なに?彼女いるの?」
「はぁ!?いねーよ!」
「好きな人....とか?」
「っっ....つ///」
分かり易い。相変わらず赤面症だなぁ
「....高橋は好きな奴いるの?」
「あぁ、私?私は、み....」
みーくん、と、付き合ってる....
ボッ
そう言おうとした口は止まって
龍、の顔が浮かぶ
わぁぁぁぁ、なんで!?
そして、その真っ赤な私の顔とたけの目が合う
「み、見ないでっ....///」
カァァァァッ///
そう言って私がしゃがみこむと