青春時代!
「....んで?誰とお付き合いしてんの?」
「教えなーい」
「誰にも言わねーよ」
ザッ
彼もしゃがんだ私と対等になるよう
しゃがんだ
「教えてよ」
顔を傾けて頼む姿にドキッとした
「....ドキドキしたら、恋愛なの?」
「はぁ?!....うーん、まぁ、どーなんだろ」
「だったら!私!たけにもドキドキしちゃってるよ!!」
やばい、いま告白的なこといった
「....ばっ....///ばか!ドキドキしてる....とか!」
顔が近い
吐息がかかる
10センチもない
顔が赤い
私も赤い
だけど、
龍のときよりは全然ドキドキしていない
もしかして、あれが恋なの?
「....好きになった、かもしれない」
私が言って立ち上がって
「バイバイ!たけ!」
走った