青春時代!
「愛」情で仕事
「たしか、ここの校舎だよ!」
「わぁぁっ、広い!!」
青聖中には、
体育館・グラウンドに繋がる
部室専用の校舎がある。
その校舎に初めて足を踏み入れてみる
と、
綺麗。広い。
「あ、これ校舎の鍵と部室の鍵!愛用ね
先生からもらってきたよ」
「可愛い鍵!!キーホルダー可愛い!」
雷からもらった鍵は
サッカーボールのキーホルダーがついててすごい可愛い!
「ちなみに私はこれ」
ジャラッ
雷が取り出した鍵には私と同じようなキーホルダーの
バスケットボールver.がついてた
「可愛いぃぃ♡」
「ね!」
そう言いながら、
水道場、トイレ、専用自販機、部活黒板、洗濯機、キッチン
便利すぎる校舎をまわり
部室前。
「あけまーす」
ガチャッ
「わぁぁぁ!広い!!」
本日二回目。
だけど本当に広い!!
コインロッカーもついてるし
だけど
「「超臭い汚い」」
隣で扉を開けた雷とハモる
ユニホームやバッグがごちゃごちゃにちらかってて
汗臭い
コインロッカー使ってくださいよ!
「入学前の春休みから部活やってたみたいで。この有様。」
雷が鼻をつまみながら言う
「先輩マネージャーは....?」
「先輩は、卒業しちゃった」
今までのマネージャー部は、
3年おきにマネージャーを決めていたらしい
3年その人がやったら、
次の年、入学してきた人がまた3年やる
だけど、それだとマネージャー部に入りたい他の人たちが損をするし
マネージャー部だけは先輩後輩の関係がわからなくなってしまい、将来社会で....なんたらこうたら。
「つまり、先輩は春までで今年からマネージャー部は後輩がくるわけね」
「結果うちらに先輩はいないからあんまり意味ないけどね」
納得納得
だけど臭い