夏が暑いわけ


その日の夜。


♪*♫♪〜

彼からメールが来た。

『よろしくね。』

『はい。よろしくお願いします。』

『あ、そういえば、
名前聞いてなかったね。』

『あー、そういえば…
成田聖薇です。』

『セイラちゃんかぁ、
可愛い名前だね。
俺は土田祐也。』

『祐也さん、
改めまして、よろしくお願いします。』

『タメ口でいいよ。
あ、それと、
俺はセイラって呼ぶから
セイラは俺のとこ、
祐也って呼んでよ。』

『はいっ』

『あ、タメ口は?』

『あっ…』

そうこうしているうちに
夜は更けていった。

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