幸せにする刺客、幸せになる資格
☆彼の過去~side AKARI~
ノリさんが誘ってくれた。
クリスマスイブの前日に。
どうせなら、イブがいいのに・・・
でも大和くんのことがあるし、仕方ないよね。
どこかに出掛けるか?とも言われた。
え?デート?
でも、大和くんに何かあってはいけないと思った私は、それを辞退して、ノリさんの家に招待されることになった。
招待って・・・いつも行っている場所なのに、今日は何か違う気がする。
インターフォンを鳴らそうとボタンに手を触れるのにも、ちょっと緊張する。
今日は、大和くんがいないのでアップルパイはやめて、焼きプリンを作ってきた。
『いらっしゃい』
ノリさんに招かれリビングに行くと、キッチンからいい匂いがする。
『そこに座って』
ノリさんからソファーに座るように言われたので、プリンを渡してソファーに着席した。
『口に合うかどうか分からないけど、食べてね。いつもは大和用のご飯を一緒に食べているから、味付けがやや子供向けで申し訳ない』
「いいんです。私もお手伝いしましょうか?」
『ゲストには手伝わせないですよ』
そう言ってノリさんは私に微笑むと、再びキッチンに戻った。
クリスマスイブの前日に。
どうせなら、イブがいいのに・・・
でも大和くんのことがあるし、仕方ないよね。
どこかに出掛けるか?とも言われた。
え?デート?
でも、大和くんに何かあってはいけないと思った私は、それを辞退して、ノリさんの家に招待されることになった。
招待って・・・いつも行っている場所なのに、今日は何か違う気がする。
インターフォンを鳴らそうとボタンに手を触れるのにも、ちょっと緊張する。
今日は、大和くんがいないのでアップルパイはやめて、焼きプリンを作ってきた。
『いらっしゃい』
ノリさんに招かれリビングに行くと、キッチンからいい匂いがする。
『そこに座って』
ノリさんからソファーに座るように言われたので、プリンを渡してソファーに着席した。
『口に合うかどうか分からないけど、食べてね。いつもは大和用のご飯を一緒に食べているから、味付けがやや子供向けで申し訳ない』
「いいんです。私もお手伝いしましょうか?」
『ゲストには手伝わせないですよ』
そう言ってノリさんは私に微笑むと、再びキッチンに戻った。