幸せにする刺客、幸せになる資格
☆入籍~side AKARI~
6月3日。
この日は大和くんの誕生日。
つまりは・・・紅葉さんの命日。
私はこの日、休みを取った。
まずは、市役所に行って入籍の手続きをして、私は晴れて"安西亜香里"になった。
『そう言えば、亜香里のイニシャルがこれで"AA"になるんだね。何か成績が良さそう』
「そうだね。気が付かなかった」
『よろしくね、僕の奥さん』
「よろしくお願いします、私の旦那さん」
市役所の前でお互いに礼をした。
この日はこれだけでは終わらない。
紅葉さんの墓前に報告をしなくちゃ。
一旦家に戻り、そこから市役所から帰る途中で購入した花を持ってお寺に歩いて向かう。
初めて行く紅葉さんのお墓。
"紅葉、ここに眠る"と書かれた墓。
そのお墓の前には先客がいた。
・・・健吾さんと玲奈さんだった。
今日は月曜日。
仕事や大学を2人とも休んだと言う。
墓前で手を合わせて入籍の報告をした。
『俺達も、今日入籍をしてきたんだ。その足でここに来た』
健吾さんは言う。
やっぱりノリと健吾さんにとって、この日は特別なんだね。
「改めまして、おめでとうございます」
私は言う。
『ありがとうございます。ノリさんと亜香里さんこそ、おめでとうございます』
とニッコリ笑った玲奈さん。
うわぁ、美少女で超秀才を拝める貴重な機会だ。
この日は大和くんの誕生日。
つまりは・・・紅葉さんの命日。
私はこの日、休みを取った。
まずは、市役所に行って入籍の手続きをして、私は晴れて"安西亜香里"になった。
『そう言えば、亜香里のイニシャルがこれで"AA"になるんだね。何か成績が良さそう』
「そうだね。気が付かなかった」
『よろしくね、僕の奥さん』
「よろしくお願いします、私の旦那さん」
市役所の前でお互いに礼をした。
この日はこれだけでは終わらない。
紅葉さんの墓前に報告をしなくちゃ。
一旦家に戻り、そこから市役所から帰る途中で購入した花を持ってお寺に歩いて向かう。
初めて行く紅葉さんのお墓。
"紅葉、ここに眠る"と書かれた墓。
そのお墓の前には先客がいた。
・・・健吾さんと玲奈さんだった。
今日は月曜日。
仕事や大学を2人とも休んだと言う。
墓前で手を合わせて入籍の報告をした。
『俺達も、今日入籍をしてきたんだ。その足でここに来た』
健吾さんは言う。
やっぱりノリと健吾さんにとって、この日は特別なんだね。
「改めまして、おめでとうございます」
私は言う。
『ありがとうございます。ノリさんと亜香里さんこそ、おめでとうございます』
とニッコリ笑った玲奈さん。
うわぁ、美少女で超秀才を拝める貴重な機会だ。