イケメン君は芸能人





マミと男たちは、満足そうに帰っていった











私は建物の外に放置された











このまま勝手に帰れってことか











私は泣きながら









裸足で
歩き出した












もう夜だから










人通りもほとんどない










ピロピロピロ…










携帯が鳴った












着信:シュウトくん












「もしもし…」











「おい、あかね!いまどこにいるんだ?」










「……いま、ここ、どこだろう、、」










「えっ??大丈夫か??何があった?家にも帰ってこないから心配したんだぞ」













「シュウトくん……もう私………」










そういうと涙がまだ溢れてきた










「あかね、とりあえずいま迎えにいくから場所教えてくれ」












「ここはどこかな……近くに○○ストアがある」











「わかった、そこで待ってて、今から行くから!」



< 168 / 299 >

この作品をシェア

pagetop