黒少女
~・謎の少女・~



街のとある屋敷の部屋では少女と男が、この緊急事態について話し合っていた。



ピキピキ…



水晶玉に亀裂が入った…



「また、1人喰われたわね」


水晶玉を見つめながら幼い少女は言った。


少女と共にいた男はその言葉を聞き質問した


「また、マリーシティーでか?」


少女は静かな声で答えた


「えぇ、また女が1人喰われたわ」


その言葉を聞き男は渋い顔をした。



「そろそろ彼らを戦わせなくてはならない」


「それを決めるのは貴方よ。私は貴方達に助言しかできないわ」


男は少し黙ってから、意を決意したように


「………マリーシティーで起きたなら彼らに殺らせるしかない」


男はまだ不安があるように見えた、それを見た少女が


「大丈夫よ、あの学園にいる彼らなら…私はそのお手伝いを致しましょう。」


男とは反対に少女は嬉しそうに微笑んでいた。


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