ネエ、チョーダイ


だからといって、名無しホラー事件は怪談にしかすぎない。

別に、本当にあったとしても縁のない話だ。


「もう、帰ろーよ。気分落ちちゃう前に。」


私は、帰ることにした。
なんかこの名無しホラー事件を調べていけば信じ込んじゃいそうな気がして。



「うん。」



唯はもっと調べたそうにスマホをギュッと握りながらそう言った。








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