道化師は悲しげに
すると朝美ちゃんの側にいた
悠君が

「お.おはよ」

っと言ってきたのだ

いつも元気一杯でうるさいくらいの

悠君がこんなに静かになって何かあったのかな?

なんて思う私

「悠君どうしたの?そんな元気無くてさ」

私は首を傾げながら悠君を見た

悠君は顔を赤くして

「あ.あたま痛かっただけだ!」

なんて強がって来たのだ

強がりがそんなに面白かったのか

側にいる朝美ちゃんまでクスクスと

笑い始める

私は「ふーん無理すんなよ?」

っと言って席に着いた
< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop