意地悪くんと×××
「…っはぁ、ついた。」

公園をのぞくと1人制服の女。

俺の女。

「咲、帰ろう。」

「…龍吾?なんで…っ」

「俺は咲しか好きじゃない。信じろよ…お前しかいねぇよ」

「でも…っ抱きしめてたじゃん!」

「あの時、咲のこと考えてたら触れられてたんだ…ほんとごめんな?でも…俺は今目の前にいるお前しか好きじゃねぇ。信じてくれるか?」

「…龍吾…好き…っ」

「俺も好きだ。」

「信じる…。」

ほらな?
こんなにも愛おしい。
咲以外に好きなやつなんているわけねぇだろ?

こんな小さいのに俺に応えてくれる咲が愛おしい。
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