意地悪くんと×××
さよならの涙と訳
あれからもう3ヶ月経って、もう夏になりかけた頃。


私と舞はコンビニで雑誌を立ち読みしている。

「ねぇ、咲~」

「んー?」

「男って嘘つく時に、目を合わせないんだってー」

「へぇー」

「…あと恥ずかしい時も!」

「そうなんだ」

「ほんとどうでもよさそうだなー」

「だって~、興味ないんだもーんっ」

私達は今日学校が早めに終わったから私と舞はコンビニでずっと立ち読み。
もう飽きちゃったんだけど~…

ーブ〜ブ〜ッー

舞の携帯のバイブレーションが鳴った。

「あ!咲!今日祥太と私と咲と龍吾でカラオケだって!!」

「え…そんなの聞いてない…」

龍吾の前で歌うなんてやだ!!
恥ずかしいし…
笑われたらやだもん…

「いいじゃん!咲うまいんだから〜!はやくっ、もうこっち来てるみたいだから!」

…龍吾のばか。
知らないもん
私は歌わないからいいよーだっ
舞だってうまいくせに…

コンビニを出た後、4人で合流して近くのカラオケまで歩いて20分。
まだそんなに人はいなかったかれすぐに入れた。

4人用の部屋だからやっぱり広い。
それに舞も興奮してるしっw
私は見てるだけで良さそうかなっ

「最初咲と私で一緒に歌おうよー!」

「いやいやいやいや、1人でどうぞっ」

「いいじゃん!女子のデュエット聞きたい!」

しょ、祥太くん…
空気読んでよぉ…っ
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