私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

「はぁっ?」
どう言う意味か分からない兄。

「俺は、別に頼んで無いんだが…」

「まぁまぁ、いいじゃないの。2人共
せっかくなんだし」

『……。』
黙り込む2人。

せっかくなんだし仲良くやってくれたらいいのに…難しいかしら?

そうしたら
「ただいま…」とパパの声が聞こえてきた。

「あ、パパが帰って来たわ!?」

パパにも十一文寺君の事をメールしておいた。

「高遠寺の社長か…」
怪訝そうな表情をする十一文寺君。

私は、ママと一緒にパパを迎える。

「お帰りなさ~い。
パパ」

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