私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

仲良くしてくれた方がもめずに済むのに…。

そう思った瞬間
いい事を思いつく瑠奈。

「そうよ!
きっかけが無いなら作ればいいじゃん」
名案を思いつく。

そして、早速推薦状を書く。
えっと…どうやって書けばいいのかしら?

失敗しながら書いたのを翌日学校で
兄に提出する。

「何だ…これは?」

「私が十一文寺君を月(ルナ)に推薦しょうと思って」
得意気に言った。

ちなみに月(ルナ)とは、学園に存在するもう1つの役員名だ。

生徒会と同じ権限を持つ特別な部門。

ちなみに私と美希は、月(ルナ)だったりする。
兄が勝手に決めてしまった。

ママも昔この学園に在籍した時に月(ルナ)だったと教えて貰った。
ママの推薦者は、パパ。

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