私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

「わ、分かったから泣くなよ!?
俺が泣かしてるみたいじゃないか…」

「だって…十一文寺君が…」
ポロポロと涙が溢れてくる。

「仕方がねぇ~な。やってやる」

!!

「本当…?」

「あぁ…」
何故か耳まで真っ赤の十一文寺君。

やった~!!
一緒に月(ルナ)が出来る。

「一緒に頑張ろうね。十一文寺君」
ニコッと笑顔で言った。

「……。」

だが、それを陰で見ていた蘭。

放課後に生徒会室に行きもう一度兄に頼みに行く瑠奈。
そうしたら

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