私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
そんな中
生徒会室に向かう途中誰かに呼び止められた。
「あの…すみません」
「はい?」
振り向くと見た事のない男子だった。
明るい茶髪の小柄な男子で…見た感じ年下かしら?
だが制服は、ココのじゃ無かった。
「あの…高遠寺先輩ですよね?」
「えぇ、そうだけど…あなたは?」
「俺は、今日転校して来た1年の六崎景太です。
高遠寺兄妹に憧れて転校してきました」
えっ?
私達に憧れて…兄だけじゃなくて?
「えっと…何で…」