私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
朝学校に行くと周りが騒いでいた。
「どうしたのかしら?」
「さぁな…?」
兄と不思議に思っていると
「瑠奈姫!!」
「蘭様!!」
勇一郎と美希が慌ててこちらに来る。
「そんなに騒いで何かあったのか?」
「それが…」
勇一郎は、チラッと言いにくそうに人集りを見た。
「……?」
あそこに何があるのかしら?
私と兄は、人集りに行くとそこには、
私の写真が数十枚あちらこちらに貼られていた。
「な、何よ…これ!?」