私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

だが、
「何よ…この仕掛け!?」

「美希…?どうしたの?」

その場所まで行くとあったのは、カメラが機械で設置していた。

「これは、リモコン型じゃないかしら?リモコンを押せば自動的にカメラが写すってヤツ…」

「えぇっ!?
そんな事が出来るの?」
驚きを隠せない瑠奈。

そのカメラは、兄達にも見てもらった。

「うむ…美希の言った事に間違いなさそうだな。リモコン型だ…これは」

「ほら、やっぱり」
美希は、得意気に言う。

「しかし、こんな凝った作り方をするとは…意外と頭脳派か?」
勇一郎は、考え込む。

頭脳派…

「これで何枚かの写真を撮ってたのかもな。他にもあるかも知れないぞ?」

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