私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
パパ何を言ってるのかしら?
首を傾げる。
「…親父何か知ってるのか?」
兄も不思議がっていた。
「何の事でしょうか?」
ニコッと微笑む六崎君。
クスッ
「とぼけなくてもいいぞ?名前を聞いた時から調べておいた。
六崎君…君の母親は、六崎夏恵だろ?」
六崎…夏恵?
「えぇっ!?
六崎先輩の息子さん!!?」
ママが驚いていた。
「えっ…?
ママとパパ知り合いなの?」
意外な共通点が見つかった。
「しかもだ。
父親は…高遠寺景吾だと言う事だ!」
「えぇっ!?
景吾先輩が父親!!?」
ますます驚くママ。
高遠寺景吾って…えっ!?
あの景吾おじさん!?」