私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
「うん。まさかハトコが居るなんて思わなかったから驚いちゃった」
「…ハトコねぇ~」
そう言うのは、十一文寺君。
雑用をやりながら話しをしていた。
そう言えば最近十一文寺君と話す事が増えたような気がする。
「しかし、お前は…トラブルばかり巻き込まれるよな?いや巻き込んでるのか…」
ムッ
お兄ちゃんと同じ事言ってるし
「酷い…十一文寺君まで!!
私は、トラブルなんて起こしてないし」
「いや、十分起こしてると思うぞ?」
「あ、またひど~い!!」
そう言いながら十一文寺君をポカポカ叩く。
「ちょっ暴れるなって…」
そうすると
「こらこら、あんた達…そこでイチャつかないの!?」
美希が注意をしてきた。