私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
「えっと…その…」
戸惑ってしまう瑠奈。
「まぁ、自分の中でハッキリさせてから告白を受け入れないとダメよ?」
「でも、まだ告白をされた訳じゃないわよ!?」
されるのかも分からないし…
もし私の勘違いだったら自意識過剰過ぎるわ
「八乙女先生の考えは、分からないけど…十一文寺君のは、確かよね!」
えぇっ!?
頭の中がパニックになる。
だが、それを企む者が居たのを知らなかった。
陰で
「どう?あなたの方は、上手く行きそう?」
「あぁ、思ったよりやりやすい。」
クスッ
「私は…なかなか手強くて
まぁそれが、いいんだけど…」