私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

「ふ~ん。
俺は、やりや過ぎてねぇ~」

「何?もしかして惹かれちゃった?」

「まさか…」
そう言っていた。

翌日。
私は、学園に着くと美希と一緒に教室に行く。

兄は、生徒会に寄ってから行くらしい。

「あの…おはようございます」

振り向くと八乙女先生だった。
昨日の事を思い出しドキッと胸が高鳴る。

「おはようございます…八乙女先生」

「おはようございます」

「あの…高遠寺さん。少し…お話があるんですが、よろしいですか?」

「えっ?は、はい」
話って何かしら?

ついて行こうとすると美希がこっそり
「もしかして告白かもね。頑張って」と言われてしまう。

< 187 / 243 >

この作品をシェア

pagetop