私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

二度目のkissは、少し、しょっぱく涙の味がした。

十一文寺君は、ちゃんと私を見ていてくれていた。

高遠寺とか兄とか関係なく本当の私を…

それが、とても嬉しい。
ありがとう…。

その後
自宅まで送ってくれた。

「ありがとう…凄く助かったわ」

「別に当たり前の事をしたまでだ。
それより、また何かあったら真っ先に俺に言えよ?」

「うん。」
笑顔で見送る。

嬉しい…
やっと自分の好きな人に巡り会えた。
私だけの彼氏

何だか胸が温かく幸せな気持ちになっていく。

これが恋と言うやつかしら

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