私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
「なら、いいが…瑠奈姫は、危なっかしいからな。
ちゃんとしっかり見るんだぞ」
ちょっと危なっかしいってどう言う意味よ!?
「フフッ…取りあえず座りましょ?話は、それからよ」
クスクス笑いながら言う五藤さん。
「じゃあ、こちらに…」
案内をしていると皐月さんが気づく。
「あれ?瑠奈ちゃんのお友達?」
「あ、えっと皐月さん。
兄とその生徒会の皆さんです」
「へぇ~瑠奈ちゃんのお兄さんか…」
そう言い兄を見る皐月さん。
そうしたら驚いた表情をしていた。
えっ?
「もしかして、高遠寺財閥の息子さんか何かですか?」
「……?
あぁ、そこの社長・高遠寺蓮は、俺の父親だが…?」