私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~

「瑠奈姫~」

「あ、美希!!」
美希が父親に連れられバイクに乗ってきた。

「娘とデートも悪くないが、せっかくなら友人も誘った方が楽しいと思ってな」

「パパ…」

美希は、父親のバイクから降りるとこちらに来る。

「瑠奈姫~来ちゃった♪」

「アハハッ一緒だね。おじさんもこんにちは」

「おう。今日は、よろしくな。
兄貴…お誘いありがとうございます」

「あぁ、涼平。
急に呼んで悪かったな」
そうやり取りするパパとおじさん。

ちなみにおじさんは、パパのボディガードだ。
フフッ…何だか嬉しい。

だが、そこに
「あれれ~?
いいおっさんが、可愛い子2人も連れちゃってるし」

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