私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
「瑠奈姫。
私の前に離れないで…」
そう言い前で構える美希。
美希は、私専属のボディガードでもある。
そのため剣道、合気道、空手など数々の武道が得意だ。
(美希…カッコイイ…)
何て頼もしい親友だろう。
圧倒的の強さで倒されて不良軍団は、逃げて行った。
「ったく、あんな中途半端の強さでよくやっていけるな」
「まったくですよ!
俺らの世代の方が断然強かったですけどね…兄貴」
そう話しているパパ達。
「パパ凄い…何であんなに強いの?」
感動のあまり質問してみる。
「あっ?あれぐらい勝てなくてどうする。いつも鍛えているからな…まだ若い奴らに負けん」
凄~い!!
やっぱりパパは、カッコイイと思う瑠奈。
「美希もなかなかの腕だったぞ!
さすが俺の娘だ」
「えへへ…まぁーね」
おじさんに褒められ嬉しそうに笑う美希。