私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
その後は、パパ達と美希と一緒に食事をした。
パパの会社で経営しているホテルのレストランで
「ねぇねぇ、美希の戦い方も凄く素敵だったわ。普段から鍛え上げてるの?」
「まぁね。パパや勇一郎と伯父さんとかに…特に勇一郎親子は、厳しくてもう大変」
「へぇ~そうなんだ?でも、分かるかも」
美希と会話が弾む。
「しかし、年頃の娘を持つとあぁ言う輩が増えるのか…厄介だな」
そう言うおじさん。
「確かに…」
パパも同意している。
「大丈夫よ~いつも美希がそばに居てくれてるし」
「それだけじゃないぞ?変な連中もまとわりついて来るもんだ。お前らは、可愛いから余計に」
そう言うおじさんに美希は、
「それなら心配いらないわ。私は、強い男しか興味ないし…瑠奈姫は、私が守るから」
「あ、私も強い男の人がいいなぁ~パパみたいなの」
今日見てそう思った。