私の兄は、パーフェクト王子!?~妹の苦悩~
「そりゃあ難しいぞ。俺みたいなのは、なかなか現れないからな」
「え~現れないのは、困るかも」
そう言いながら笑い合う。
パパとのデートは、本当に楽しかった。
まぁ、途中で美希達と合流したけど
たくさん笑ったし、料理も美味しかった。
そして、何よりスッキリとリフレッシュが出来た。
自宅に帰るとその事を兄に話す。
「でねぇ~パパって凄く強いの。もう感動しちゃった」
「ふ~ん。親父がねぇ~」
何だか不満そうな表情をする兄。
どうしたのだろうか?
「やっぱり付き合うならパパみたいな強くて優しくてカッコイイ人がいいな」
「…そんな事言ってたら一生結婚出来んぞ?」
ムッ
「うるさいわよ…お兄ちゃん。ってか、ほどほどが恋愛が上手くいかないのは、お兄ちゃんが原因だし」