赤い流れ星3
(う~ん、でも、どういう風に訊ねたら良いかしら?
ストレートに「シュウさんのこと、どう思いますか?」なんて書いたら絶対に素直に答えては下さらないだろうし……)
そんなことを考えてたら、シュウさんの顔が不意に頭に思い浮かんだ。
本当に素敵な人…
まるで、俳優さんかモデルさんみたい。
クールで理知的で…だけど、野性的な面も感じられるし、声も低くて響きがあって男の色気みたいなものが漂っていて…
それに……雰囲気がどこか青木さんに似ている。
シュウさんに会って、虜にならない人なんていないんじゃないかしら。
美幸さんが好きになるのは当然で……
(あ……)
そうだ…
美幸さんとシュウさんはお互いに愛し合われてたんだ。
本当に失礼なことだけど、私はついそのことを忘れていた。
だって……シュウさんと美幸さんは…どうにも釣り合わなくて……
(美幸さん、ごめんなさい!)
そういえば、KENーGさんもおっしゃってた。
美幸さんはずいぶん雰囲気が変わられたって。
女性は、着てるものや髪型、太ったり痩せたりするだけでもずいぶんと雰囲気が変わる。
きっと、今とはかなり違った感じだったんだろう。
そのあたりのこともやはり無視は出来ないような気がする。
考えてみれば、真剣に恋愛をしたことがない私に、良い考えなんて浮かぶはずもない。
ただ、流されるままに男の人に合わせていた馬鹿な自分のことは、今、思い返してもとても恥ずかしくて哀しい。
自分で自分のことがとても情け無くて、とても哀れに思える。
私なんかが何かしたら、うまくいくものもいかなくなるんじゃないだろうかと、自信をなくしてしまう。
でも、何もしないわけにもいかない。
KEN-Gさんと協力して、なんとか二人を…
そうでないと、シュウさんがお気の毒過ぎるもの。
大切な記憶をなくしてまで美幸さんのことを元の世界に戻されたシュウさん…お二人のことを心配してこちらまで追い掛けてこられたKEN-Gさんの想いを考えれば、私だって何かしないと!って気分になってくる。
そんなことを考えていると、またメールの着信音が鳴った。
まだ返信もしていないのに、それは美幸さんからのメールだった。
ストレートに「シュウさんのこと、どう思いますか?」なんて書いたら絶対に素直に答えては下さらないだろうし……)
そんなことを考えてたら、シュウさんの顔が不意に頭に思い浮かんだ。
本当に素敵な人…
まるで、俳優さんかモデルさんみたい。
クールで理知的で…だけど、野性的な面も感じられるし、声も低くて響きがあって男の色気みたいなものが漂っていて…
それに……雰囲気がどこか青木さんに似ている。
シュウさんに会って、虜にならない人なんていないんじゃないかしら。
美幸さんが好きになるのは当然で……
(あ……)
そうだ…
美幸さんとシュウさんはお互いに愛し合われてたんだ。
本当に失礼なことだけど、私はついそのことを忘れていた。
だって……シュウさんと美幸さんは…どうにも釣り合わなくて……
(美幸さん、ごめんなさい!)
そういえば、KENーGさんもおっしゃってた。
美幸さんはずいぶん雰囲気が変わられたって。
女性は、着てるものや髪型、太ったり痩せたりするだけでもずいぶんと雰囲気が変わる。
きっと、今とはかなり違った感じだったんだろう。
そのあたりのこともやはり無視は出来ないような気がする。
考えてみれば、真剣に恋愛をしたことがない私に、良い考えなんて浮かぶはずもない。
ただ、流されるままに男の人に合わせていた馬鹿な自分のことは、今、思い返してもとても恥ずかしくて哀しい。
自分で自分のことがとても情け無くて、とても哀れに思える。
私なんかが何かしたら、うまくいくものもいかなくなるんじゃないだろうかと、自信をなくしてしまう。
でも、何もしないわけにもいかない。
KEN-Gさんと協力して、なんとか二人を…
そうでないと、シュウさんがお気の毒過ぎるもの。
大切な記憶をなくしてまで美幸さんのことを元の世界に戻されたシュウさん…お二人のことを心配してこちらまで追い掛けてこられたKEN-Gさんの想いを考えれば、私だって何かしないと!って気分になってくる。
そんなことを考えていると、またメールの着信音が鳴った。
まだ返信もしていないのに、それは美幸さんからのメールだった。