赤い流れ星3
「今日はどうしますか?
お買い物にでも行きます?
それとも、DVDでも借りてきて、一緒に見ましょうか?」
「うん…そうだね。
どうしようか……」
そういえば、今まで休みの日にはあんまり野々村さんと会ってなかったな。
わざわざ出て行くのが面倒で、だいたいは家にいたから。
「あ、美幸さん…青木さんに連絡しとかなくて良いですか?」
「えっ!?あ…あぁっ!どうしよう!?
兄さん、私が帰って来なかったから心配してるんじゃ……」
咄嗟に、兄さんの鬼のような形相が頭に浮かんだ。
どうしよう!?
無断外泊なんて、絶対に怒られる……!
「昨夜、ご連絡はしてありますよ。
詳しいことは言ってませんが……」
「あ……そうなの?
野々村さん、ありがとう!」
ほっとしつつも、一応早めに兄さんには連絡しとかないと……
なんて言えば良いかなぁ…
どう言うのが一番叱られずに済むだろう?
私はバッグの中からスマホを取り出した。
「ねぇ、野々村さん…昨夜、ここに泊まった理由、なんて言うのが良いと……え……」
野々村さんに話しかけながら、私はメールのチェックをしてた。
そこには、アニメ関係のメルマガと、そして、名前は出てないけれど見覚えのあるメアドからのメールが……
(shoot-for-the-light@………)
ど、どうして、シュウさんからメールが…!?
恐る恐る私はメールを開いた。
『なにもおまえが謝ることなんてないだろ。
間違えて名刺を渡したのは俺の方なんだから。
名刺はともかく、メールは好きな時に送ってくれて良い。
まぁ、俺に用事なんてないかもしれないけどな。』
……意味がよくわからない。
ただ、シュウさんがなんだか怒ってることだけはわかったけど、どうして怒ってるの?
それとも、怒ってるように感じるのは私の勘違い…?
「美幸さん?……どうかされましたか?」
「……野々村さん……シュウさんからメールが来てるんだ。」
「えっ!?シュウさんから!?」
私はメール画面を野々村さんに差し出した。
「あ……あの、美幸さん……?
良かったら、美幸さんがシュウさんに送られたメールを見せていただいて良いですか?」
「良いよ。」
野々村さんには内容はすでに伝えてたし、隠す必要もないから、私は送信履歴からシュウさんに送ったメールを見せた。
野々村さんはそれをしっかりと読んでから、またシュウさんのメールに戻した。
お買い物にでも行きます?
それとも、DVDでも借りてきて、一緒に見ましょうか?」
「うん…そうだね。
どうしようか……」
そういえば、今まで休みの日にはあんまり野々村さんと会ってなかったな。
わざわざ出て行くのが面倒で、だいたいは家にいたから。
「あ、美幸さん…青木さんに連絡しとかなくて良いですか?」
「えっ!?あ…あぁっ!どうしよう!?
兄さん、私が帰って来なかったから心配してるんじゃ……」
咄嗟に、兄さんの鬼のような形相が頭に浮かんだ。
どうしよう!?
無断外泊なんて、絶対に怒られる……!
「昨夜、ご連絡はしてありますよ。
詳しいことは言ってませんが……」
「あ……そうなの?
野々村さん、ありがとう!」
ほっとしつつも、一応早めに兄さんには連絡しとかないと……
なんて言えば良いかなぁ…
どう言うのが一番叱られずに済むだろう?
私はバッグの中からスマホを取り出した。
「ねぇ、野々村さん…昨夜、ここに泊まった理由、なんて言うのが良いと……え……」
野々村さんに話しかけながら、私はメールのチェックをしてた。
そこには、アニメ関係のメルマガと、そして、名前は出てないけれど見覚えのあるメアドからのメールが……
(shoot-for-the-light@………)
ど、どうして、シュウさんからメールが…!?
恐る恐る私はメールを開いた。
『なにもおまえが謝ることなんてないだろ。
間違えて名刺を渡したのは俺の方なんだから。
名刺はともかく、メールは好きな時に送ってくれて良い。
まぁ、俺に用事なんてないかもしれないけどな。』
……意味がよくわからない。
ただ、シュウさんがなんだか怒ってることだけはわかったけど、どうして怒ってるの?
それとも、怒ってるように感じるのは私の勘違い…?
「美幸さん?……どうかされましたか?」
「……野々村さん……シュウさんからメールが来てるんだ。」
「えっ!?シュウさんから!?」
私はメール画面を野々村さんに差し出した。
「あ……あの、美幸さん……?
良かったら、美幸さんがシュウさんに送られたメールを見せていただいて良いですか?」
「良いよ。」
野々村さんには内容はすでに伝えてたし、隠す必要もないから、私は送信履歴からシュウさんに送ったメールを見せた。
野々村さんはそれをしっかりと読んでから、またシュウさんのメールに戻した。