赤い流れ星3
*
(ばっかだなぁ……)
私…なんで、シュウさんのことを言わなかったんだろう?
私はシュウさん達が来るのを知らなかったんだし、誰かに口止めされたわけでもないし、シュウさんとなにかあったわけでもない。
(なにか……?)
わ、私ったら、なに考えてるんだ?
シュウさんは私のことなんてなんとも思ってないどころか、きっと嫌ってるっていうのに、なにかなんてあるわけがないじゃない。
それに、もしかしたら、シュウさんか慎二さんが純平君に話すかもしれない……!!
「昨日、シュウさんと、大河内さんのとこでおいしい肉食べてきたんやで。」
……なんてね。
私、なんで、さっき話さなかったんだろう?
隠す必要なんてひとつもなかったのに……
隠すっていうのとはちょっと違うには違うけど、隠す必要のないことを、結果的には隠してしまったわけだから……
そうだ。今からメールしよう!
『純平君、さっき話しそびれてたんだけど……』
そう打ったものの、その文面を見るとなにか変。
『話しそびれた』っていうのがおかしいよね。
なんで、話しそびれるのかが……
じゃあ……
『さっき、話すの忘れてたんだけど……』
この方が良いかな?
……でも、やっぱりおかしいよ。
シュウさんや慎二さんは純平君の同僚なんだし、普通なら真っ先に話すよね。
「今日、おじいさんの所に行ったら、なんと、慎二さんとシュウさんも来たんだよ!」
って、こんな感じだよね。
で……
「二人が来るなんて知らなかったから、びっくりしたよ。」
と、それだけで二人のことは終わるよね。
(あぁぁ…私の馬鹿!)
あっさり言ってしまったら、簡単に済むことを、私…なんで隠したりしたんだろう?
今からだと逆に言いにくい。
どうしたら良いんだろう?
考えても良い案は何も浮かんでこない。
私は、スマホを持って、スカイプで野々村さんに連絡した。
(ばっかだなぁ……)
私…なんで、シュウさんのことを言わなかったんだろう?
私はシュウさん達が来るのを知らなかったんだし、誰かに口止めされたわけでもないし、シュウさんとなにかあったわけでもない。
(なにか……?)
わ、私ったら、なに考えてるんだ?
シュウさんは私のことなんてなんとも思ってないどころか、きっと嫌ってるっていうのに、なにかなんてあるわけがないじゃない。
それに、もしかしたら、シュウさんか慎二さんが純平君に話すかもしれない……!!
「昨日、シュウさんと、大河内さんのとこでおいしい肉食べてきたんやで。」
……なんてね。
私、なんで、さっき話さなかったんだろう?
隠す必要なんてひとつもなかったのに……
隠すっていうのとはちょっと違うには違うけど、隠す必要のないことを、結果的には隠してしまったわけだから……
そうだ。今からメールしよう!
『純平君、さっき話しそびれてたんだけど……』
そう打ったものの、その文面を見るとなにか変。
『話しそびれた』っていうのがおかしいよね。
なんで、話しそびれるのかが……
じゃあ……
『さっき、話すの忘れてたんだけど……』
この方が良いかな?
……でも、やっぱりおかしいよ。
シュウさんや慎二さんは純平君の同僚なんだし、普通なら真っ先に話すよね。
「今日、おじいさんの所に行ったら、なんと、慎二さんとシュウさんも来たんだよ!」
って、こんな感じだよね。
で……
「二人が来るなんて知らなかったから、びっくりしたよ。」
と、それだけで二人のことは終わるよね。
(あぁぁ…私の馬鹿!)
あっさり言ってしまったら、簡単に済むことを、私…なんで隠したりしたんだろう?
今からだと逆に言いにくい。
どうしたら良いんだろう?
考えても良い案は何も浮かんでこない。
私は、スマホを持って、スカイプで野々村さんに連絡した。