赤い流れ星3
side 和彦
「Oh……!」
スマホを見ていたマイケルが、突然声を上げた。
「……どうかしたのか?」
「カズ!ネイサンが来るんだって!
日本に遊びに来るって!」
「ネイサンが…?
そうか…それは楽しみだなぁ…」
「えっ!ネイサンが来るの!?」
それは本当に嬉しいニュースだった。
ネイサンとは、イギリス時代のルームメイトだったリチャードを通して知り合い、束の間の付き合いだったとはいえ、彼には好感を持っている。
今、住んでるこの家だって、元はといえば彼の住んでた家なんだ。
俺がここに来たことで、アッシュやマイケルとも知り合えたし、一緒に仕事を始めることも出来た。
そう言う意味でも、ネイサンは恩のある大切な友達だ。
「ネイサンが来たらパーティだね!」
「KEN-Gやタカミ―も呼んで、ぱーっとやろうよ!」
「……俺達だけで良いじゃないか。
ネイサンだって…」
「カズ、知らないの?
ネイサンはパーティが大好きなんだよ。」
「……そうなのか?」
「そうだよ!
彼は友達と騒ぐことが大好きなんだ!」
「……そうか……」
出来ることなら大河内さんは呼びたくなかった。
高見沢大輔も然り。
ネイサンのことなんて、大河内さんも高見沢大輔も名前すら知らない相手だ。
そんな初対面の人間のパーティに呼ばれたって面白くないだろうに…
と、こんなことを言ったら、マイケル達には笑われるかもしれない。
カズはおかしなところで日本人的な考え方をするんだなって言われるのがオチだろう。
そう、余計なことは考えずにパーティを楽しめば良いんだ。
スマホを見ていたマイケルが、突然声を上げた。
「……どうかしたのか?」
「カズ!ネイサンが来るんだって!
日本に遊びに来るって!」
「ネイサンが…?
そうか…それは楽しみだなぁ…」
「えっ!ネイサンが来るの!?」
それは本当に嬉しいニュースだった。
ネイサンとは、イギリス時代のルームメイトだったリチャードを通して知り合い、束の間の付き合いだったとはいえ、彼には好感を持っている。
今、住んでるこの家だって、元はといえば彼の住んでた家なんだ。
俺がここに来たことで、アッシュやマイケルとも知り合えたし、一緒に仕事を始めることも出来た。
そう言う意味でも、ネイサンは恩のある大切な友達だ。
「ネイサンが来たらパーティだね!」
「KEN-Gやタカミ―も呼んで、ぱーっとやろうよ!」
「……俺達だけで良いじゃないか。
ネイサンだって…」
「カズ、知らないの?
ネイサンはパーティが大好きなんだよ。」
「……そうなのか?」
「そうだよ!
彼は友達と騒ぐことが大好きなんだ!」
「……そうか……」
出来ることなら大河内さんは呼びたくなかった。
高見沢大輔も然り。
ネイサンのことなんて、大河内さんも高見沢大輔も名前すら知らない相手だ。
そんな初対面の人間のパーティに呼ばれたって面白くないだろうに…
と、こんなことを言ったら、マイケル達には笑われるかもしれない。
カズはおかしなところで日本人的な考え方をするんだなって言われるのがオチだろう。
そう、余計なことは考えずにパーティを楽しめば良いんだ。