赤い流れ星3
side 美幸
「わぁ!すっごいね!」
「どれもうまそうじゃのぅ…」
さっき、ケーキを食べたばかりだっていうのに、私のお腹は並べられたおばんざいを見てぐうと鳴いた。
「この素朴な感じがよろしやろ?」
「そうだね、家庭料理って感じが良いね。」
おいしいケーキを食べてゆっくりとお茶を飲み、それから私達は慎二さんと合流して、今度は慎二さんのおすすめのお店に向かった。
そこは庶民的な小料理屋っていうのか、気取らない感じのお店で、でも、お店のセンスは良くて、落ち着ける雰囲気のお店だった。
「どれにする?」
「う~ん…こんなにあると迷っちゃうね。」
「そうだよねぇ…どれもおいしそうだし…」
私達は並んだ料理を見ながら、それぞれに好きなものを選んだ。
「ひかり、ずいぶんたくさん選んだんじゃな。」
「だって、どれもおいしそうで決められなかったんだもん。」
「どれもこれもほんまにおいしいで。」
慎二さんの言う通り、本当にどの料理もおいしかった。
上品な味付けで素材の味が生きてるし、かといってあっさりしすぎてるということもない。
「おおこう…やない。
KEN-Gさん、どないでっか?
お口に合いましたか?」
「あぁ、とてもうまい。
慎二は良い店を知ってるんじゃな。」
「そら、良かった。」
慎二さんが来てくれるとやっぱり違う。
場が盛り上がるっていうか、和むっていうか。
シュウさんもほんのわずかだけど陽気になるっていうか。
慎二さんの冗談に、明るく笑ってる。
(笑顔もカッコイイんだよなぁ…)
はっ!
思わず見とれてしまってる自分に気付いたら、急に顔が熱くなってきた。
なんでこんなにドキドキしてるんだろう?
私には純平君っていう大切な人がいるのに…
(なんで、こんなに…)
「どれもうまそうじゃのぅ…」
さっき、ケーキを食べたばかりだっていうのに、私のお腹は並べられたおばんざいを見てぐうと鳴いた。
「この素朴な感じがよろしやろ?」
「そうだね、家庭料理って感じが良いね。」
おいしいケーキを食べてゆっくりとお茶を飲み、それから私達は慎二さんと合流して、今度は慎二さんのおすすめのお店に向かった。
そこは庶民的な小料理屋っていうのか、気取らない感じのお店で、でも、お店のセンスは良くて、落ち着ける雰囲気のお店だった。
「どれにする?」
「う~ん…こんなにあると迷っちゃうね。」
「そうだよねぇ…どれもおいしそうだし…」
私達は並んだ料理を見ながら、それぞれに好きなものを選んだ。
「ひかり、ずいぶんたくさん選んだんじゃな。」
「だって、どれもおいしそうで決められなかったんだもん。」
「どれもこれもほんまにおいしいで。」
慎二さんの言う通り、本当にどの料理もおいしかった。
上品な味付けで素材の味が生きてるし、かといってあっさりしすぎてるということもない。
「おおこう…やない。
KEN-Gさん、どないでっか?
お口に合いましたか?」
「あぁ、とてもうまい。
慎二は良い店を知ってるんじゃな。」
「そら、良かった。」
慎二さんが来てくれるとやっぱり違う。
場が盛り上がるっていうか、和むっていうか。
シュウさんもほんのわずかだけど陽気になるっていうか。
慎二さんの冗談に、明るく笑ってる。
(笑顔もカッコイイんだよなぁ…)
はっ!
思わず見とれてしまってる自分に気付いたら、急に顔が熱くなってきた。
なんでこんなにドキドキしてるんだろう?
私には純平君っていう大切な人がいるのに…
(なんで、こんなに…)